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Blogの中の猫たち-162 [Blogの中の猫]



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僕の写真紀行

minsuke さんちの『みん』さん。

いよいよ明日から師走。 「あッ!…」という間の一年がもう1ヶ月で終わります。
162匹目のブログ猫です。

『みん』さんはさび三毛。ということになるのか。
分類しても仕方がないのだけれど、名前だけではわかりにくいので猫の柄行で画像を整理しております。

この画像の元になったのはPENTAXか何かのチラシか雑誌の上に寝そべっている様子ですね。
背景や猫さんの構図がもう仕上がっていたので小さすぎる写真画像の詳細を他の写真でカバーして描き足すという作業を行わず、わりとスムーズに進んだ一例です。

Min02.jpg
 


こういう時って何かトホホな事をやるのですが、原画を複写してJPGに変換し、縮小や何かをやっているとき、忘れるんですねえ原画の上書き。
「あッ…」と思ったときはもう遅いね。
てなわけで、仕上がりの画像はこの小さなサイズしかないのでした。
大体、原画は縮小すると細部が明瞭になるので初めから大きいものを描くのですが、時々やるのです。このトホホを。
昔、以前確か記事にしましたが、ニューヨークタイムズの日曜版のための白黒のサウロロフスの頭部画像で、当時Macを使用していたときの失敗が一番痛い記憶です。

HofSaurolo.gif
 


調子がよくとんとんと作業が順調に進むときはこまめに上書きしなければ大きな失敗をすることがたまにあるのです。
夜中の3時頃までかかって一気に描き上げ、「よし」と思った瞬間出た爆弾マーク。泣く泣くリセットしたときのあの素人に咬んで含めるようなバカ丁寧なマックのコメント…思い出しても頭に来る。
以来マックとは手を切ったのでした。
時々、恐竜画像を描いて批評して欲しいという海外の学生さんとかのメールが来ます。
それに『Macで描きました』などと書き添えられてあると、ムカッとしますね。
「Macで描こうが、手で描こうが足で描こうが下手は下手です。」とか思ってしまったり…いい年こいて我ながら人間ができていない。
話があらぬ方向に行ってしまいました。
まあ、失敗しつつもみいこさんの場合は完成直前の画像は残っているのでまあいいかと。

Min03.jpg

音楽はミヤスコフスキーのチェロソナタ第2番第1楽章を。
通俗的だといわれようが、このノスタルジックな旋律は忘れられない。
フォーレの影響がそこここにあるけれど、このアレグロはとても美しくなつかしい。

 

 

ボクが紹介したころは廉価版が一枚だったのですが、いまではたくさんのCDがカタログに載っています。
いい音楽だものね。

 

Nikolai Miaskovsky Cello Concerto/Cello Sonatas

Nikolai Miaskovsky Cello Concerto/Cello Sonatas

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: CD Baby.Com/Indys
  • 発売日: 2008/04/15
  • メディア: CD
Miaskovsky/Prokofiev: Sonatas For Cello & Piano/Falla: Suite Populaire Espagnole

Miaskovsky/Prokofiev: Sonatas For Cello & Piano/Falla: Suite Populaire Espagnole

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Koch Discover Int'l
  • 発売日: 1997/11/18
  • メディア: CD
Miaskovsky: Cello Conc./Sonata

Miaskovsky: Cello Conc./Sonata

  • アーティスト: Nikolay Myaskovsky,Yevgeny Samoilov,Moscow New Opera Orchestra,Alexander Polezhaev
  • 出版社/メーカー: Regis
  • 発売日: 2008/01/01
  • メディア: CD
Russian Cello Sonatas

Russian Cello Sonatas

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Somm Recordings
  • 発売日: 2006/03/28
  • メディア: CD
Sonata for Cello & Piano

Sonata for Cello & Piano

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Globe
  • 発売日: 1994/04/13
  • メディア: CD





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山越えのミュシャ展 [地方地域情報]

日曜日のこと 

南海放送開局60周年記念とのことで10月から開催していたミュシャ展に連れて行けとせっつかれていて、ようやく時間を調整し、末っ子娘と山を越えて松山に行って来た。
期末の前に行けてホッとした。
途中の山々は中途半端に紅葉し、やはり、季節が何処かおかしいのではと思わせたり、一部分は実に鮮やかな赤と朱と紅の燃えるような饗宴があったりした。

2013112410250001.jpg

上見て走ると危ないね。


途中三坂峠に入るところで、新しい道路ができていて、みんなはその道を通っていたらしいのだが、ボクのナビはそれができる少し前にバージョンを上げたのでその新しい道が分からず、往きはそのまま峠を越えた。
なな、なんと!峠はふつーのタイヤじゃ危ないか?と感じるほど雪が残っていて驚いてしまった。



県立愛媛美術館のある公園は運悪く、大産業祭とかが開催されていて、駐車スペースが丸でなく、お堀の周りをクルクル回るはめになった。
2013112411540000.jpg


 

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液体金属のような [音楽]

 

pf5.jpg

ルイ.ヴィエルヌ/ピアノ五重奏曲ハ短調op.42

第1楽章 ポコ・レント:モデラート
第2楽章 ラルゲット・ソステヌート
第3楽章 マエストーソ・アレグロ リゾリュート

Vierne.jpg   全ての楽章が序奏をともなっているように聞こえる。
ボクはオルガン芸術の方はからっきしで、たまに凄いという演奏にでくわすとワクワクするのですが、ルイ・ヴェルヌも演奏家として凄い人だったらしです。今そんなボクでさえ知っているリリー・ブランジェやアンドレ・フルリーやモーリス・デュリュフレを世に出した先生であるなどということも全く知らなんだ。
ボクは彼のどちらかというとマイナーかも知れない室内楽に惹かれたもので、その辺の耳の楽しみを綴る程度です。
その彼が1917年に作曲したこの作品は難物であるが、調性の浸潤する中で明確でロマンティックな主題が展開される。
重量のある液体の金属がゆったりと傾斜のついた板の上を滑って行くようなバス。
陰鬱で浮遊感のあるフォーマットに流れるリリカルなテーマは美しく、もう少し聴いていたいと思うところで消える。
ショーソンの足並みの揃ったパトスではなく、アンサンブルそれぞれが流れながら金属的な質量を感じさせる。
聴き込むにつれ、テーマが纏うアンサンブルの展開はフォーレのようだと感じる。
したたかで傷を付けにくい弾力。
こりゃ、ひょっとするとやがては名曲とされる『格』を持った作品なのかも知れないと感じ始めて座り直した。
再現部でのダイナミックなピアノ。
シンフォニックなアンサンブルから抜け出るときの静寂と主題が写り込んだピアノに絡むチェロ。
そこからもう一度弦楽がトレモロを趨らせる中で縹色の夜が明けて行くような終曲。
第2楽章繊細な感性がそれぞれの弦楽器から幽かな擦過音となって旋律に纏まる。
ピアノはこれはもう、こういう入り方は才能としかいえない。
こういうのが一度に頭の中に響くのかね、作曲家って。
異世界の人間だね。
ピアノの簡潔に刻むリズムが次第に力を増してくるとすぐに次の展開がある。
とても物語性がある楽章。
チェロが語るのを唱和するようなピアノと他の弦楽のアンサンブルは頂点から、鋭いトレモロがかき分け、静謐まで針の先を指の腹で探っているようなスリリングな感覚を語る。
時折出てくる不穏な動機はどこかで聴いた感じがしてたけれど、ショスタコーヴィチの第5交響曲の主題に似ていたんだね。
ただ、それは流れる固い液体が板の上のささくれに引っかかって残した音楽の分身のようなもので、全体の流れをどうにかするものではない。
いよいよこれは凄いかもと思いだした。
第3楽章ピアノの打ち出す警句に高音の弦楽が反応し、特有のトレモロの中で様々なテーマが回想され、次第に何処かにはけ口を求めて堰止まった水銀が白銀の光を放ちながら溢れて溢れ始める。
厳粛な部分から次第にブラームスのような熱を帯び始め、速度を上げながら行進し始める。
確信した。
この作曲家を聞き逃して来たのは、というより遅まきながら聴ける機会があったことに感謝したい。
どの楽章も調性音楽として質が高く、近代フランス音楽から現代に至るリングをしっかりと繋ぐ。
フィナーレは素晴らしい。

こういう音楽は楽章ひとつを取りだして紹介するのは難しいけれど、この第3楽章なら心と体が動くか。

第3楽章を

 

 

 

Piano Quintets

Piano Quintets

  • アーティスト: Louis Vierne,Reynaldo Hahn,Stephen Coombs,Chilingirian Quartet
  • 出版社/メーカー: Hyperion UK
  • 発売日: 2001/11/13
  • メディア: CD

Chamber Music

Chamber Music

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Timpani
  • 発売日: 1994/02/01
  • メディア: CD

ヴィエルヌ:室内楽作品集(フィリップス四重奏団)[2枚組]

ヴィエルヌ:室内楽作品集(フィリップス四重奏団)[2枚組]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Timpani
  • 発売日: 2012/12/19
  • メディア: CD




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Blogの中の猫たち-161 [Blogの中の猫]

みいこのテケテケ散歩みいこさんちの

Miko01.jpg

『みいこ』さん。

 

非常に描きにくい素材でした。
まず、選んだポーズは絶対これだと思ったのですが、写真がちっちゃくて詳細が捉えにくい。
細かい陰影もみいこさん自体の白と茶色のコントラストの微妙な浸潤が捉えられない。
他の写真でカバーしようと思ったが、、これまた小さい。
モジャさんのときも結構そんな状況だったけれど、みいこさんは徹底している。

Miko02.jpg


確信がないまま目にハイライトを入れていて、『あ、何となくつかまえたかな』と思えた程度。
凄く特徴的な顔なのだけど、描くとそれが希薄になる。
線描の時は結構いいかなと思ったんだけど、結局瞳の色もいくつかの画像から取り入れた最大公約数を精一杯磨き込んだ。
イジで描いた一枚です。ゴメンね。

Miko03.jpg

音楽は久々の合唱曲。ちょっと穏やかな心になりたい。
普段あんまり聴かないのだけれど、たまに聴くとやっぱり捉えられる。
この曲は荒ぶることもなく、ドラマもない。フォーレの作為は円かで豊かであたたかい肉声の深さに潜んで決して浮き上がることがない。
みいこさんも多分、絵のような状況から目を閉じて寝てしまうのだろうけれど、ジジイもこの曲を聴いて寝る。

ガブリエル・フォーレ/ ラシーヌ賛歌op.11 ハルモニウムまたはピアノ伴奏つきの合唱曲であったのだが、今は管弦楽伴奏が一般的になったような気がする。

 

 

 





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フェリックスの作品35 [音楽]

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フェリックス・メンデルスゾーン/6つの前奏曲とフーガ作品35から第1番ホ短調

1.前奏曲 アレグロ コン フォーコ
2.フーガ アンダンテ エスプレッシーヴォ

FM.jpg  メンデルスゾーンのピアノ曲はあれだけの優れた曲を集めている無言歌にして評価があまり高くない。
作品54の変奏曲が突出して完成度が高いのではなく、他にも沢山素晴らしい音楽はある。
とにかくこの人の才能は指揮者としても優れていたが、その天才はロマン派の時代に生まれたモーツァルトといってもいい。
ただ、この人の初期の音楽にはバッハへの敬意に満ちていて、そこに自分の霊感の出るところを感じている。
モーツァルトのような特別な天衣無縫はミューズには許されなかったのか生真面目さが何処か作品の中に潜んでいる。
この6曲の前奏曲とフーガは形はバッハに敬意を評するものになっているけれど、特に前奏曲には彼がロマン派の時代に生きた証のような音楽が並ぶ。
最も良く演奏されるのは無言歌風の旋律が美しい第5番あたりだろうけど、この第1番もなかなかに美しい。
左右両手に振り分けた分散和音が広く波のようにうねる。
その上をどこか姉のファニー・ヘンゼルの音楽に似た抒情的な旋律が中間部に浮き上がり、美しくやがて燃え上がって行く。
この辺はバッハの前奏曲からかなり離れたところから聞こえる音楽ですな。
そしてフーガ。聴いていると4声で構成されているようで、主題はまずバスに顕れ、ゆったりと各声部に受け渡される。
後半はエスプレッシーヴォ表情豊かに加速し、華々しく、主情的な音楽が花開くが、終結部のコラールは作品37のオルガンのための作品のように豊麗。
下降する旋律の中から薄い空気の粟粒が浮かぶようにフーガの主題が再現される。
その一瞬の音楽は素晴らしい。

音楽はYouTubeでもかなりのピアニストのものが聴ける。
その中で1975年3月にロンドンのロイヤルフェス.での一連のコンサートの中から選ばれたルドルフ・ゼルキンの演奏を。
ロマンティックに上手く纏まったスタジオ録音は沢山ありましたが、この演奏は気持ちの流れで多少の引っかかりはありますが音楽が生々しい。
あまりにも旋律的なプレリュードは音楽そのものに身を任せつつサラリと流れて行きます。彼のウェイトはその後のフーガに置かれていますが、バランスの取れたとても実直な演奏です。

 

 

 



 

メンデルスゾーン:6つの前奏曲とフーガ Op. 35 /3つのカプリス Op. 37

メンデルスゾーン:6つの前奏曲とフーガ Op. 35 /3つのカプリス Op. 37

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 1995/05/01
  • メディア: CD






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Blog猫団子141-160 [ブログ猫団子]

ブログ猫団子141~160

ブログ猫さん達も160まできまた。

寄る年波か、単時間あたりの集中力の濃度が落ちてきたのか、魅力的な素材は沢山あるのだけれど、こちらの時間が何ともならない。
それでも不思議とやめようという考えが浮かんだことはなくて、疲れて帰ってきてオファーのあった画像を注文通りにアレンジするため、クリーニングしたり、本業の合間に、行儀の悪い格好でパソコンの乗っているデスクに足を投げ出したまま、ぼんやり描きためたデッサンなんかを眺めていると、『あ、これを何とかこうすれば絵になる』とか思いついたり、思いつきだけになったり、少し手を入れたりと結構ごそごそやっている。
そんな中で何とか絵にしたのがこの20匹です。
例によって順不同。

これらの猫さんの中にはすでに描いた時に飼い主の元を旅立って逝った猫さんもいます。
心に哀しみの傷跡ではなく、素晴らしい想い出を残したまま、今も残った猫や飼い主と供いると信じています。Blog猫団子141-160.jpg


141 いつまでも好き hi-ragiさんちの『はく』ちゃん

142 愛猫 yhiga-siura さんちの『ウッシー』君

143 溺愛猫的女人館 溺愛猫的女人 さんちのボス『ジン』君

144 溺愛猫的女人館 溺愛猫的女人 さんちの『鷹雄』君

145 ねこ日和  同居人さんちの?『よもぎ』ちゃん

146 RuddyCat  ララァと飼い主の気まぐれな日常 RuddyCat-Lalahさんちの『ララァ君』

147 猫とお花と  ミケシマさんちの『Mike』

148 虹色のパレット  めいさんちの『マル』氏

149 寝猫庫ねんねこっこ テオさんちの『エト』嬢

150 *ねこの召使い*  maomao_pong さんちの『ヘイタ』君

151 寝猫庫ねんねこっこ テオさんちの『ゼロ』さん

152 おかずの森  nachicさんちの『吉ちょむ』君。

153 ♪ にゃんらいふ ♪ 空の Rayさんちの『空良』そら君?

154 みいこのテケテケ散歩 みいこ さんちの『モジャ』さん

155 ぼへ猫通信  のらんさんちの『のらん』君

156 虹色のパレット  めいさんちの 『メイ』ちゃん

157 にゃんらいふ  空の Ray さんちの『ツクシ姫』

158 猫とお花と  ミケシマさんちの『シマ」君

159 チョビ猫のつぶやき 人ちょびさんちの猫『ちょび』君

160 気分はヴァイオレット みうさぎさんちの『ころん』君

 

音楽はフィンランドの作曲家セリム・パルムグレンの1918年の3つのピアノ小品 作品54 (YouTubeでは作品53とされている。)
彼の中期に当たる作品のひとつです。
大まかに言えばパルムグレンは民族的ロマン主義と印象主義がとても軽やかに結びついている作曲家です。
この作曲家はピアノ曲と男声合唱曲がメインですが、小品にはとても優れたものが多く、まだまだボクは箱の中を覗いた程度で、今後も覗き込んでどれだけのものが取り出せるのか楽しみなのです。

 

 





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Blogの中の猫たち-160 [Blogの中の猫]

気分はヴァイオレット

Koron01.jpg

みうさぎさんちの『ころん』君


ブログ猫160匹目はラグドールの壮年。
コロン君。
同じ家に住んでいるアビシニアンの『まお』君よりも露出度が少ない。
ラグドールの瞳はブルーサファイアに細かなヒビが入って光の屈折率が角度によって無数のパターんになったようなミステリアスな光り方をする。

Koron02.jpg



アクリルだったら細目の筆の毛を極端に抜いておいて掃くように色を付けて行く方法があるけれど、デジタルハンドドローでは限界がある。
限界といったけれど、これはあくまで時間的なもので、ソフト的には多分限界はない。
例えばオリジナルの筆やエアブラシを作っておいて、彼の瞳を200倍くらいの大きさで描き、仕上がったところで元の寸法に縮小して他の部分を仕上げた画像にコピーするという方法。
ただ、これは彩度や明度の濃淡をコントロールしないと元の寸法にしたとき暗くなり裡過ぎるかも知れない。
こうやったらできるのかなという想像は広がる。
だけど、古生物のようなオファーに基づく仕事ではなく、あくまでもブログの中で趣味としてやっている猫さん画像にその膨大な時間を費やすわけにはいかないやね。
料理人がコストを考えずに自分の作りたい料理を作るようなもので、うちの大蔵省の頭に(Mikasaurusには角はないのだけれど、オスのMineosaurusの態度いかんではカルノタウルスのような立派な)角が生える。
で、いつものように適当に仕上げている。
ラグドールのブルー(灰色)は少し紫がかっているように見えるし、実際の色合いを見ると白の部分にも何段階ものアイボリーまでのグラデーションがある。
こういう色合いの猫さんはコンピュータが苦手な色合いなのです。何しろ0と1の羅列は色彩のエッジが素晴らしく切れるのが特徴なのですね。
だからボクは敢えてオイルやアクリルを使うように手書きスタイルでオリジナルの筆を作って色を重ねるのです。
4度ほど描き直して妥協しました。

 Koron03.jpg

 

音楽はケルティック・ウーマンの『Someday』
うたいにくい歌だけど、さすがに素直に歌いながら、強張っていない。

 

 






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悲しいという音表現 [音楽]

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グルック/ 歌劇「オルフェオとエウリディーチ」第2幕第2場から『精霊の踊り』ピアノ編曲(多分ズガンバーティ)

 

Gluck.jpg   直截的な言葉が旋律につくことにより、音楽の中で表現される喜怒哀楽の表現は、劇的に編成されてリアルタイムの観客の目線と絡まる。
それは感情移入を生み、観客は劇中に没頭し、客観的な視線は個々の主観の中に溶けて行く。
文字による表現はもっと単純で(フォントの選択により、多少の起伏はあるかも知れないが、)『悲しい』という表現は隠喩、喚喩、提喩を尽くして遠くから惻々とその感情の揺れを『悲しい』とは直接表現せずに伝えて行く。
主観的に『悲しいのだ』となれば、どう悲しいのかを読者に投げかけはするが、生み出す力は弱い。
ただ、朗読という表現手段は音楽に似てくる。
人の声も含めて音楽は再現者の色が表現に写る。
グルックが書いた3幕5場の歌劇の中でこの曲はその第2幕の第2場で精霊達が踊る場面で使用される。
クライスラーはこの場面の楽曲を『メロディ』という名でヴァイオリン用に編曲した。
さすがに歌う楽器であり、言葉がなくても声と同じような感性の抑揚がその旋律を美しく歌う。
そこから美しさと供に座り込んだ淡い悲しみが伝わる。
表現者の感情移入が弦楽を介し音になることでもう一度客観性を取り戻し、聴くものの主観に溶けて行く。
この演奏はピアノである。
ドイツのピアニストウィルヘルム・ケンプはこの曲をピアノ用に編曲した。
イタリアの作曲家ズガンバーティ(ピアノ曲や室内楽位しかボクは知らないけれどドイツ的でロマンティックです。)もこの曲を編曲してるのですが、ここでネルソン・フレイレが弾いているものがどちらの編曲によるものかよくわからない。
ピアノでこの曲を聴くと楽曲を構成する音の色をイメージして10指から紡ぎ出される旋律線へ繋ぐ。
能動的に指先から旋律を紡ぎ出すところで終わるか、声が心を伝え、空気を振動させるように、その音楽をイメージする自分とシンクロする音楽との歩み寄りがどれだけ指先を離れた音に宿るか。
感じた音の悲しみが心の悲しみに溶け込むか、『精霊の踊り』はそれがとてもよくわかる。

このネルソン・フレイレの演奏はどこまで行ってるか。
バリバリにリストを弾いていたころの彼、アルゲリッチとテクニカルなラフマニノフやラヴェルを弾いていたころ、ベートーヴェンをレパートリーに乗せたころ。
彼の一週間ほど剃り忘れたようなひげ面に紡ぎ出される音と同じくらい味がある。

 

 

ところでこの曲の最もロマンティックで美しい演奏は、正直フレイレではない。今も昔も、多少電気的に処理された音であるように思うが、それ故に本物の演奏がどれほどのものであったか、聴けた人は今生きてないだろうけど、ボクの中ではこの演奏を超えるものは未聞。
ご存じセルゲイ・ラフマニノフです。 

 

 

Masters of the French Piano Tradition

Masters of the French Piano Tradition

  • アーティスト: Christoph Willibald Gluck,Felix Mendelssohn,Fryderyk Franciszek Chopin,Hector Berlioz,Luigi Boccherini,Robert Schumann,Francis Planté
  • 出版社/メーカー: Arbiter
  • 発売日: 2006/10/31
  • メディア: CD

Piano Transcriptions of Music of Bach Caplet Gluck

Piano Transcriptions of Music of Bach Caplet Gluck

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Oehms Classics
  • 発売日: 2007/04/03
  • メディア: CD

 

 





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第1級の無名2 [音楽]

アントニ・ストルペ/ヴァイオリン、チェロとピアノのためのロマンス

アントニオ・ストルペ二度目の登場。

Antoni_Stolpe.jpg

21歳でこの世を去ったストルペの作品はその走った距離に比較して相当の数に上る。
ベルギーのギヨーム・ルクーと共通したところが多い作曲家だが、交響曲は習作の域ではないし、室内楽もピアノ曲も独特の歌があってショパンの影響は言わずもがなではあるけれど、彼を無視して進む理由は何処にも見あたらない。
強いて言えば、わかりやすさが難点か。
彼が死んだ後作品の管理はその父に任されていたらしいが、現在は公的機関が所蔵しているのだろう。
徐々にポーランド国外でも知られ、最近は全集が何枚かのCDに分けられてジャンルごとに出されるらしい。
何処で手にはいるのかわからない。
彼はチェロとのアンサンブルをいくつか残している。
この前紹介した『劇的情景』もそうだし、今回のロマンスもそう。
ピアノに顕れる旋律は本当になつかしい類のものだし、これに続くチェロの歌もまた、かの国の普通に歌われてきた歌の馴染みの数小節なのかも知れない。
それほど、音楽は若さとか成熟とかの視点から離れたところで優しく、美しく3つの楽器が親密に語り合う。
伴奏的なパートがピアノに与えられていると言うよりも、デュエットとしての弦楽に向かい合ってしっくりと収まっている。
チェロに出てくる旋律はリートだったのではないかと思えるほど細かい旋律が歌っている。

小難しくなく、何処かなつかしい。

 

Amazonではノヴァコフスキのピアノ五重奏曲とカップリングで彼のピアノ六重奏曲が聴ける。
カメラータはストルペとノヴァコフスキの全集を企画しているらしい。
この作品を聴く前にピアノソナタを一度聴いて欲しいのだけれど、今簡単に手に入れるすべがない。
室内楽はHMVで頼んでからかなりの忍耐が必要。
ピアノの方はタワーレコードで何とかなる。

ピアノソナタの第1楽章は世界初のレコーディングとのうたい文句の演奏がクリアな音で聴ける。1楽章だけね。
前回のブログ猫で聴いてくれたかなあ…YouTubeは貴重な存在になっている。

ノヴァコフスキ:ピアノ五重奏曲

ノヴァコフスキ:ピアノ五重奏曲

  • アーティスト: ウィーン・ピアノ五重奏団,ノヴァコフスキ,ノスコフスキ,ストルペ
  • 出版社/メーカー: (株)カメラータ・トウキョウ
  • 発売日: 2009/01/25
  • メディア: CD

 





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