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左股関節置換手術 覚書1 [雑考]

ご無沙汰してました。

しばらく手術からリハビリ迄経過を忘れないうちに書いておこうと久しぶりに文字だけで頑張っています。



手術台.jpg



8月1日にようやく入院し、8月2日検査漬け。8月3日朝8時30分から股関節前置換手術のスケジュール通り生まれて初めて体にメスを入れましたが、手術そのものはいや、いや、まったくあっけないものでしたね。

朝早くから執刀医、主治医。麻酔科の医師等に誘導され、病室から手術室に入りました。

さすが医大。一体手術室がいくつあるのかわかりませんでした。

いくつもナンバーが付されている手術室の一つに入ります。

除菌のためガラス張りのドアが複数重なっており、手前で主治医に見送られ、中に入ると広い部屋の真ん中に手術台があります。

そこに仰臥するとすぐに体が固定され、全身麻酔用のマスクが顔にかかります。

「はいゆっくり深呼吸してください。1.2,3…」覚えているのは3までで、目が覚めると

「お疲れさまでした終わりましたよ。」


2時間の予定でしたが、1時間30分で実質手術は終わり、ナースセンターに近い病室に2.3日移動しました。

両腕、はいわゆるスパゲッティ症候群というやつで点滴が抗生物質やら水分点滴やら、ビタミンやら痛み止め、おまけに余った自採血を戻してくれるらしく、(いらないと言いたかったが…)400cc採血したやつを体に戻してくれた。

胸には心電図。エコノミー症候群を防止するためのきついソックスを履かされています。


身動きできない状態で麻酔が切れて目はさえる。腰は痛いはカテーテルは入っているわで一睡もできずぼーっとした状態でした。

次の日は土曜日であったため、一般外来は休診。あらかじめ言われていたが、手術明けの次の日からリハビリを始めます、とホントに理学療法士がおいでになった。

ベッドで月曜日の本格的リハビリまでにやって欲しいと2通りの運動を教えられた。トレーニングとベッドからの起き方と寝方。

歩行器を使用しますのでその練習を明日は昼から看護師さんに頼んでおきます。とのこと。

日曜日も自主トレなんだ。


果たして次の日曜日。昼からその担当の看護師のお姉さんがおいでになり、ウォーカーをベッドに近づけ、「ハイ。起きてみましょう、」と言った。

何とか起き上って立ち上がったが、「はい。頑張って一歩前へ左足を出してみましょう」

足を一歩前に出そうともがく、その痛さは凄かったね。でも、それは予想されている激痛で、その痛みで手術の痕が開くとかそういうことはない。そういうことは考えなくてもいいらしいと思いなおして、無理やり足を前に送って歩き始めた。昨日までの骨が神経に当たる痛さではなく、人工骨を入れた左足は中がグチャグチャで、元の状態に戻るまでには暇がかかる。

当たり前だね。

大人のこぶしが入るほどの切開部から執刀医が手を突っ込んで骨を引きずりだし、骨盤を一部補修して転子骨を埋め込むため、元の大腿骨にアンカーを打ち込み、骨盤とつなぐためにネジを打ち込む。

筋肉や骨を巻いていた肉や神経をいちいちあったところに並べられるわけがない。それはこっちの体が自然に元に戻る力を持っているのだから、暇はかかってもお任せなんですね。

左足は右足の倍以上に腫れていた。


歩き出すのに時間がかかる。激痛を脳が覚えているだけではなく、神経がうまく伝達されていない。

痛みがあるからむしろ、『あ、今動かしてる』って知覚できているよ言うなもんです。



次回に続く。


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パソコン本日入院 [雑考]

235.gifパソコン入院でーす。
仕事用も他用途のためのものもOSの入れ替え。
バージョンアップのため今の環境を維持出来ません。
使用している画像ソフトの入れ替え等で一週間ほど私のパソコンを組み立ててくれている店員さんに任せます。
もう、かれこれ20年以上のつき合いです。

この間、彼にも色々ありました。独立したこともあったし、結婚して子供もできた。
今は修理部で後輩を指導しながら主任として仕事をしています。
グラフィックスの環境を最善に整えてくれて助かっています。

 

では、一週間ほどお休みし、通信環境を整備し、なんとか使えるようになったら復帰します。

235.gif28日お年寄りを連れて花見に行って来ました。もう、私自身がケアハウスに入れる年ですが、この方々から見ると若造ですね。

 

 

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娘の彼氏 [雑考]

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長女が就活前に岐阜から彼氏を連れて帰ってきた。
正月に帰ってきたとき何げに聞いてはいたが、生まれて初めて(そう何回も経験するもんじゃないけど)
男親の複雑な心境って言うやつを味わったね。
まあ、今時岐阜から四国の片田舎(向こうも結構田舎だけど)まで挨拶に来ようというんだから真面目なんだね。
ボクの長女は人間以外の生き物好きだったけど、大学に入って人間の方も好きになったらしい。
まあ、何はともあれ、まだ3年生。
就職が決まって落ち着くまで続くことを祈りつつ、ちょっと好青年の彼氏に興味も湧いた。
大学の研究室から準国家公務員的な研究生になっている。
薬草を栽培して研究する仕事をしている。
自分の好きな仕事に就けるという幸運な男の子だね。
ボクの長女と同じチャンネルで生きてるね。
結婚の障害は今のところ彼の方ではなくて、ボクの娘が卒業までまだ研究室にいなきゃならないということ、その先に就職の関門があるということらしい。
ボクら夫婦は、彼女に田舎で就職して暮らすことは考えなくていいと伝えた。
我が娘も意外としっかりしたビジョンと地道な仕事を目指している(といっても「森林検査官」とかいってたなあ…)。
大学では月の輪熊研究会の20数名の部員の部長になってるらしい。
彼女もまた自分のやりたい自然の中の仕事に向かっている。
似たもの同士だね。
失敗してもまだ若い。
彼氏も娘も。
5つ年上の彼氏だが、男の精神年齢はそれ位の差があってトントンだと思っている。
2月の1日の朝高速バスでボクの住んでいる田舎に来て、その晩酒を飲んで地元の魚を食った。
2日には次女の卒業展を県立美術館で観て帰った。
慌ただしい訪高だったが、娘の方は休みにまた帰ってくるらしい。
今回のことで、自分は結構捌けた男親だと思っていたけれど、とんでもないね。
次女と奥さんのテンションが上がる一方でボクの気分は落ち込んだ。
ボクも義父にそんな思いをさせたのだろうかね。


でも、彼の気質に触れて大いに安心した。
まあ、まだ少し先の話だ。


以前アーンのピアノ四重奏曲を使ってBlogCats-on-HahnというYouTubeソースを作ったけれど、
曲の一部の利用もダメだったので諦めた。
代わりに少しソースを工夫して著作権切れのパブリックソースからブラームスのクラリネット・ソナタの第1番第2楽章を使ってリメイクした。

音楽ソースに注意しながらアップロードしているけれどね。今のところ使用は許されている。

glennmieさん。あなたの演奏使わせてくれないかなあ。 (*^▽^*)






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『君を乗せて』 [雑考]

宮崎駿さんお疲れさんでした。

 

報道されてからしばらく経ったけれど、ちょっと話題になったことがあって今さらながら書いてみた。

最近は一作終えるごとに引退を口にされていましたが、どうも今回は本気のようです。
初期から後年の作品まで、それぞれに観客としての想い出はあるけれど、10数年を経ても新たな発見ができる、色褪せぬ作品というのは並大抵ではない。
登場人物にはさほど沢山の役者を構えていたわけではなく、プロットの変化によって彼の描く人物のキャラクターは様々な役回りをこなす。
執念深く小知恵が効く大尉さんが、パン屋の親方になったり、気の荒い炭坑夫になったりする。
豚やタヌキや河童はちょっと異質だけどね。
アニメ映画としてとても印象に残ったのは、あまりそれまでテレビでは観なかったルパン三世の『カリオストロの城』。
モンキーパンチの漫画はよく読んだけれど、テレビアニメは何処かぬるかった。
ストーリーの流れの中に組み込まれた幾重にも重なるプロット。善悪の一筋縄では行かない錯綜と一気に大団円に突き崩してゆくダイナミズム。
支えているのは膨大な背景画と言葉である。
宮崎アニメの構造が垣間見えた。
そして登場人物の動きの新鮮さ。ルパンを襲う暗殺集団の動きは後年の英雄『ユパ』の闘いの動きそのもの。大胆で鷹揚。勧善懲悪のストイシズムが強く描かれた初期の作品から善と悪の背景を語らせつつストーリーに流してゆく後年の作品に受け継がれてゆく。
人間的にストイックな悪人は出てこない。
誰かの純粋さに動かされて変化してゆく人間的な矛盾と揺れを心に持っている登場人物が少なくない。
ちょっとひねくれた人間愛に満ちている。
そういう物語を密度の濃い人物や背景の動きで支えてゆく
アニメーターとしての仕事は、絵コンテだけではなく、これを数万枚のセルに描き込んでゆく膨大であるが故に妥協しやすく、機械的になりがちの作業を自戒しつつ、自分のイメージの到達点に引っ張ってゆく。
全てが忍耐を必要とし、色彩感覚は倦んでゆく心と別のところで働かさなければならない。
ジプリの作品は、そこに0と1の数字の羅列が産むクリアで汚れのない画像の展開を頑なに拒んできた。

10枚の葉がついた木の枝がある。
風がその枝の付け根から先端に向かって1枚目の大きい葉から先端の若い小さな葉先まで吹き過ぎてゆく。
数瞬でそれぞれの葉は葉先に向かって勝手な方向にめくれ、その角度により葉裏と葉表に均等に光が当たる。
風の当たってゆく順番に光と緑は極限の色の濃淡の選択の中で、おそらく、凡百のコンピューターグラフィックスがあっという間に創り上げてゆく、製作の規則性とは相容れぬ作業の中で生まれる。
そこには制作者であるアニメーターが満足するだけの膨大なセル画が費やされる。
全てが手作業である。
アナログの作業が続き、それは一枚の葉の動きが重ねられるセルの中で生まれる微妙なズレに助けられ、生きた風が当たっているかのように震え、翻る。
それは自然の持つ曖昧さを深いところで支えている。コンピュータの明確な数値からはじかれた動きのダイナミズムと精度からは生みようがない偶然である。
それを自分の中に取り込み、納得して次に進む。全く、何という頑迷で、気の遠くなるような作業だろうか。
後年、ひとつの作品を作り終えるたびに『もう、やらない。アニメは終わりだ』と引退発言を繰り返していた宮崎氏の気持ちが痛切に伝わってくる。『冗談じゃネエや』と思うんだろうネ、その時は。
でも、作り終えたら、また次の熱に囚われる。

そんな作業をどう組み立て、どう自分の体力と精神的な持続力と相談しながら進んでゆくか。
設定したゴールまでのプロットを重ねたストーリーの終わりにまで続く疲労感に堪えられるか。綱渡りのような毎日だったろうね。
彼が激怒した『ゲド戦記』。それは彼が長年プロットを何度も組み直し、暖めてきたものだと思う。
物語の膨大さを自覚し、どこから創り上げるか様々なことを抱え込んで想定しているときに、自分の息子がさっさと大省略版を作ってしまった。
悔しかったろうねえ。あんなに簡単に作られたら。
暖め過ぎた卵は孵ることはなかった。

『動くハウルの城』はボクにはまだよくわからない作品です。
宮崎氏がどの辺でこの作品に納得されているのか、正直わからないままです。
描かれたいくつかの正義のあり様の違いがそれそれの生存するものの立場から妥協出来ない形で呈示されていた。
全てにわかりやすい解決を与えることはできなかった。『もののけ姫』では解決に行く前に『神』=自然=だいだらぼっちによって幕が引かれ、それを各々の立場の人間や動物が大きな結論の中で生きることでそれぞれの立場を自覚した。ハウルでそれと違ったものがあったのか…
アニメーションは実写で役者が演じると絵空ごとになってくる。
個々の役者の作り込んだ役の背後にある人間が真っ直な内容を複雑なものに変えてしまう。それを役者の存在感と言い換えてもいい。
アニメのキャラクターにはその存在感というものがない。
リアリティを生むものは実写よりもいっそう背景が負うところが大きい。アニメの登場人物の表情にはその時点が写るだけで、深い中身や背負った過去などは声優の声や物語が創ってゆく。
戦争を描くと表現者としては結論に直接結びつけることが簡単になってしまって、その中に描きたかった生き物の矛盾はキャラクターの平面的な表情からは滲み出るものではない。苦しんだと思うね、宮崎さん特にハウルでは。
『もうやめだ。もう、たくさんだ。こんなしんどい仕事はこの年でやれる仕事ではない』と思いつつ仕上げてきたんだろうね。
職人の芸にはその葛藤が微塵も見えるわけではないけれど、平穏が訪れた後、再び表現者として年齢に関係なく湧いてくる『熱』をどううっちゃってゆくのか、心配するのは大きなお世話だろうね。

ほんとにお疲れ様でした。

ジャン・ジローの作品がYouTubeで拾えました。昔から宮崎さんに影響を与えた漫画家ですが、ナウシカあたりでは一番はっきり出てきますね。
ジャン・ジローは漫画家としてはメイビウス(メビウス)という名で知られています。

 

 

ラピュタのテーマである『君を乗せて』は様々な演奏形式がありますが、ホモホニーとして耳に馴染んだ音楽を弦楽四重奏曲に分解統合することに意味があるかどうかと言うことは別にして、単純に気に入ってしまった演奏です。お口直しにどうぞ。


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認知症のこと-覚悟の電話 [雑考]

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認知症は今世紀になって突然この世に降って湧いた病気ではない。
平成18年までは『痴呆』といった。
いわゆる『呆け』という何とも罵倒的な言葉で病状を表現することもあった。
いくつかの種類があり、高齢者に限定すれば加齢による老人性認知症。
いわゆる脳梗塞の後遺症として生じる脳血栓性認知症、脳の萎縮が主たる原因で生じるいわゆるアルツハイマー型認知症。
きわめて大まかな分け方だけど家庭での発見の目安としてあげられる「もの忘れがひどい」、「判断・理解力が衰える」「時間・場所がわからない」「人柄が変わる」とかいう早期発見の目安の中にはこれらの病気や症状が混然としている。
現代医学の最先端には今、幽かな光明が見え始めたけれど、現時点でいわゆるアルツハイマー型の認知症については治療薬はない。
昨年まで薬といえば一種類しかなく、3mgの錠剤から通常5mg(10mgまで服用できる事例は確認している。)で通常朝服薬する。
治療薬とはいわない。その症状を緩和し、認知症状の進行を遅らせる効果があるだけである。
近年この薬の特許が切れ、後発の薬品がいくつかできた。狭心症の薬のように患者の皮膚に貼り付けて使用するタイプのシート状のものもある。
でも、新薬は投与されて1週間経つと経過を見るためにまた病院へ連れて行かなければならない。
高齢者を抱える方々は仕事と自分の休日を削りながら忍耐強く家族を支える方もいる。
それが当然とはボクは思わない。
それを貫徹すると認知症の患者は余りにも凄絶な家庭破壊を招く原因になることだってある。疲れ切ってしまうのです。
だから支えきれず、また、より安全な日常生活を送ってもらうために施設を訪れる人を非難することはできない。
よく昔は家で面倒を見たものだといわれる方がいるけれど、昔の家の単位は抱えている人数が多かったし、一人暮らしの高齢者の数も少なかった。
今のような孤独は少なかったんですね。
ただの物忘れというレベルから『少し変だ』と思えるレベルを見つけるためには会話がなければならない。その方のふだんのADL(日常生活態度)が判っているレベルの接触が必要です。
たまに一人暮らしの田舎のおばあちゃんに電話するくらいではその進行なんてとても判らない。
だから、たまに田舎に帰ってその暮らしぶりを目にして驚愕する。
早期発見はできればそれにこしたことはない。
そのために認知症 診断を受けることができる認知症 病院は実は町の診療所から脳神経科や脳外科を持つ大きな病院まで沢山ある。
認知症 症状には様々なものがあり、進行によって様々に変化する。
もっとも厄介なのは要介護度は低く、認知症が重度である場合。
つまり、他人からは自立しているようなお年寄りでありながらその行動の基底に理性的で合理的なものが失われている方です。
まず、家族の説得は困難です。お医者さんのアドバイスも受けているときは神妙ですが、病院を出たら完全に忘れ、病院へ行ったこと自体記憶にないのです。
病院へ行ったこともないのに、ご家族は彼や彼女に大量の薬を飲ませなければならない。
飲ませられる方はどうでしょう。
病院へ行かなかったことは彼や彼女にとって絶対的な記憶の真実なのです。
家族は嘘を付いて、自分に何らかの理由でわけの判らない薬を飲ませようとする。そう信じ込む。
やがてはそう信じ込むことすら忘れる時期が来るのでしょうが、その時は目の前の家族の名前も思い出してはくれなかったりするのです。
『家』の単位から離れて久しい今の日本の暮らしが、認知症の初期症状の発見を遅らせます。
『おばあちゃんが変なこといってるよ。』
『さっき買い物に行ったのにまた同じものを買ってきた。』
『さっき食べたでしょ?』
『おばあちゃん、トイレに入ったら流さなきゃ』
『おじいちゃん、最近ご飯食べるのが速くなったね。』
『あんなに好きだったお風呂にも面倒くさがって入らなくなった』
『おじいちゃんと喧嘩するおばあちゃんを初めて見た』
『カレーライスなんて嫌いで絶対食べなかったのにおじいちゃん夜中にお鍋を空けて食べてたよ。』
早期発見のヒントは日常に溢れています。
でも、その日常の中の異常を見つけるほど家族の生活が接近していないのが現実です。

人生の終わりに『死』の持つ意味を知覚し、怖れを認知しないことはある意味天の配剤であるかとも考えることがあります。
早期発見によってその進行を遅らせることで自分の母や父とお互い分かり合えたまま終わりを迎えることができるのなら、それは幸せだと考えます。
医学の進歩はめざましいし、医者は薬だけでなく、単純な計算や思考訓練で『認知』を回復させる研究も行い地道な努力を続けてくれています。

遠く離れて暮らしている父母に電話を欠けて安否を聞く。
その電話は久しぶりに掛ける近況報告であってはならない。
少なくとも年に一度は試みる覚悟に電話です。
家族がそれしかできなくても、その会話の中にある昔のこと、最近のこと季節のことその日のこと、孫の年齢、住んでいる場所様々な会話の断片にも情報が溢れています。
知ることができて、それを確認したら、迷わず病院での診断や父や母が暮らしている市町村の地域包括支援センターに相談することをお薦めします。

以上、レビューブログからのテーマでした。ブログで口コミプロモーションならレビューブログ 



 


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桜を観にいって水を見る [雑考]

花見01.jpg

 

先日まさにドンピシャリのタイミングで花見に行った。
花はまさに満開で、風はあったが暖かい1日でした。
もっともアルコールも何もなし、施設の入居者に楽しんで貰うための企画で総勢約40名ほどのじじばばの大集団。ボクもジジイだけど、入居者達にかかれば「この子」と言われる。
職員がテーブルやイスを運び、厨房が弁当の出前を行い、歌をうたって(コレがリード役の職員が何人かで歌うのだけど、付いて歌う方々が自分のペースで歌うものだから全てのパートがシンコペーションし、輪唱となる。)
お腹が空いて弁当を食べて後、ひとまとまりで散策していただく。
ジジイ何人かのばあさんの集団について行きながら後は職員に任せてゆっくりとしたペースで桜の満開の下を歩いた。
ここは家地川という四万十町の川にある簡易ダムの畔で、ここが上流

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ここが下流域になる。


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ダムの上の歩道を歩いて携帯で撮影した写真だけれど、色はよくでている。
ダムの端には魚道が通り、今はご多分にもれず、これだけ綺麗な水の中にブラックバスが繁殖した。


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四万十川の支流であり、以前は新鮮な鮎の煌めきが川底に見えたという話だけれど、ブラックバスのおかげで絶滅に近い。
このゲームフィッシュだけは資源に関係なく、『リリース』というフェアプレイの精神のもとにアングラー達はゲームとして釣りを楽しみ地域の自然にはなにひとつ貢献することなく、魚を釣って、元に返してあげたと自己満足に浸る。
そこにいてはならない魚を誰にことわって放流したか。
鮎を釣る『釣師』が鮎をリリースするのは聞いたことがないから絶対数は減る一方だ。
ブラックバスはお人好しの比護の下に置かれ、毎年放流される稚魚を期待しつつ自らの子孫を繁栄させるサイクルを確立した。
助けたのは人間であり、鮎をこの川から駆逐しているのはブラックバスではなく、リリースするアングラーである。
何処が資源保護じゃ!?
不自然を保護し、自然を作為的に駆逐している。
ヤマメやイワナをリリースするのとは絶対的に意味が異なる。
ブラックバスを相手にするアングラーは鮎の稚魚もワカサギたちを『ベイト』=『餌』と称してバスの側に立って憚らない。
ゲームフィッシングは人間の原初の狩りに根ざす歴史を持つ。
その精神性は否定をしないし、ボクも釣りは好きである。
しかし、ブラックバスが日本のどの河川域にも存在する現実は許せない。
かつて日々暮らすだけの鮎をとって暮らしていた老人の見つめる川面近くでブラックバスを釣り上げて歓声を上げる若者を見ていて、彼に責任はなかろうが、淋しいと感じた。

 

 音楽はラフマニノフの前奏曲第4番ニ長調op.23-4

 


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慌ただしい… [雑考]

3泊4日という何だか旅行みたいな日程で長女が岐阜から帰郷。
夏休みの目標だった運転免許をとるため、最終試験を田舎で受けようというのである。
目的はもう一つ、卒業以来あっていない母校の後輩と先生に会うために試験の送迎を利用して学校に立ち寄ろうという過密スケジュールで、彼女は15日の6時30分頃高速バスで駅に着き、シャワーを浴びたあと僕の車に飛び乗り、免許センターに行く高速上で後部座席でにぎりめしをパク付きながら髪を乾かし、大学生活の楽しさをしゃべりまくって、時折電池が切れたように眠っていた。(相変わらず男っぽい。)
8時30分前に申請手続き。10時50分までの試験を受けている間、ボクは彼女が慌てて家を飛び出して忘れてきた高校の後輩や先生へのおみやげを取りに一度帰宅。
センターに戻ってきて合格発表。

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試験そのものより彼女は眠気に克てず、試験の説明や試験後の段取りを全然聴いていなかったとのことであったが、何とか一発合格。
明日も来なければならないと大変しんどかったので助かったね。
1時20分まで暇だったので少し車に乗って、近くのファミレスで食事したあと道の駅で大学のクラブの友達や先輩におみやげを探しにレストランの後ろにあった『道の駅』に行った。(まめだねえ。ボクなんか土産なんて買ったことなかった。)
先輩が高知のワンパークの動物園にインターンシップで入っていたとき帰りに買ったゆず酒が馬鹿うまだったのでそいつをリクエストされて捜してみたのだった。簡単に見つかった。
そのほかにクラブの友達におみやげをというのでゆず煎餅を買って、もうひとつ『カツオのたたきドロップ』なる珍品を購入。(なんちゅう趣味か………まさか、カツオのたたき味ではあるまいなあ)

3時前に免許交付。
時間があったので高校に行く前に日高村の『屋根の上のガチョウ』にケーキを食べに行った。

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ドライブの帰りに立ち寄っておみやげにケーキを買うことはあるが、中でお茶を飲みながらケーキを食べるのは数十年ぶりである。
ガレ風と言うよりも本物っぽいランプシェードが小さなテーブルに置いてあって雑然とアンティークが置いてある。

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現代グループが昔からやっているケーキ屋さんだけど、昔から我が家の女共が結構気に入っている店らしい。
昔はいったときと同じエンヤのヴォーカルが低く流れていた。

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娘が洋なしのタルトと季節のジェラード。ボクはチーズケーキとカフェ・オレのガム抜き。
味は変わらないね。
おみやげに次女にチョコケーキ、次女のきわめて限られた食のレパートリーの中でここのサウンド・オブ・ミュージックなるケーキは文句なくバカ食いする。奥さんには丸い小さなアップルパイ。生地が柔らかくて表面さっくりでなかなか美味しい。父母には生地が厚めのシュークリーム。
時間が来たので急いで高知に入り、彼女の母校へ。
2時間ほどで終わるとのことだったのでその間車で寝ていたのだが、目が覚めると辺りは真っ暗。
時計を見ると7時20分過ぎその間メールも連絡もなし、話しに夢中になっているようで、次の日が仕事のボクは『帰るぞ』とメールを打ってエンジンをかけると娘が慌てて校舎から出てきた。
クラブに行くと地元の大学や夏休み帰郷組が全員揃っていて後輩達も沢山来ていたらしい。
彼女が高校生活をどう過ごしていたか、聞いたことはなかったけれど、何となく判ったような気がした。
世話になった先生との話も弾み、つい、時間を忘れていたらしい。
『まあ、今度はもう少しゆっくり出来るように帰っておいでな』と帰路へ。
8時過ぎ。
帰り着いたら、体育祭の準備で腹を減らして待ちくたびれた次女が釣り上げられた『ショウサイふぐ』みたいな顔になっていた。そりゃあそうだね。話したいことが沢山あるから大急ぎで帰ってきているのに相手が一日中家にいないんだから。
----ああ、お疲れ様。

 

 





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Brogの中のたまの犬-5 [雑考]

続 桜子ちゃんのおネムな日々

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以前ブログ猫の方で弟リンタロウ君の方を先に紹介した。
ブログ猫はあくまで猫の絵だからワンちゃんは扱っていないのだけど、かなり気まぐれに描きたいワンちゃんがいて
桜子ちゃんは5匹目になる。
犬は種類が豊富だけど、パターンがあって微妙な個性は実際には写真からはなかなか伝わってこないところがある。
飼っててはじめて真価がわかるようなもんだね。
でも、桜子ちゃんはどう見ても個性的なポメちゃんである。
最近ブログではお会いしてないけど、ペキニーズにも個性的なお方がいたのだけど、スケッチがどこに置いてあるのかわからなくなってしまっています。
ポメラニアンの典型にしてこの目の位置と顔面全部が笑うショットにはやられます。


Sakurako02.jpg


これ、元の写真が小さくて細部を描き込むのに他のポーズを参考にしました。
雰囲気はできあがっているとは思いますが、どんなもんでしょうかねえ。
ポメラニアンっていうのは性格的にはかなり猫的な部分があるワンちゃんの部類ですが、りんたろう君と比べてると、やっぱり犬ですね。(当たり前か。)
ペキニーズのわがままは種の特徴で(何しろ王宮で召使いに傅かれて育てられた犬で、わがまま放題で人のいうことを聴かないのが特徴なのですよ。)、筋金入りですけど、ポメはもっと鷹揚で平和主義ですね。
でも、この桜子姉さんの目と口のバランスは最高に微笑ましいですね。


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音楽はムソルグスキーのピアノ曲『子供の悪戯』です。
むくつけき男ですが、こういう繊細なユーモアがあるのです。






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家の風蘭=ふうらん [雑考]

昨年に続き家の庭木に着生させたままの風蘭が咲いていた。
最近はバイオ技術の発達で昔ならウン十万円したような風蘭の黄花や緑花が非常に安価な値段で売られているそうだ。
ボクは貰うばかりであまり関心がなくて、栽培が面倒になって庭木に付けた。
ウバメガシのてっぺん辺りに紅い小さな花が固まりになって咲いているのが通りから見えるそうだけど、今年は剪定してなくてあまりよく見えない。
黒松の方は『桃源』とか言う名前の原種で、伊野のある神社の境内の古木に着生していたのだそうだ。

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以前はよく剥がされたんだけど、最近はそういう趣味を持っている人もあまりいなくなったのか盗まれることもあまりなくなった。
基本的に距(花の後ろの尻尾みたいなやつ)が長いのは夜咲く蘭の特徴らしく、そこで生まれる花蜜の匂いにつられてやってくるのは蛾の仲間らしい。

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槇の木に付いている原種

花が咲いた当日は匂いはない。
2.3日経つと夕方からほんのりと甘いバニラのような香りが風に運ばれて窓から入ってくる。
葉の変形を楽しみ、葉の斑入りを楽しみ、個体によってはルビー色に輝く根の先端をめでる非常にマクロティックな蘭の花であり、箱庭的ですね。
でも、めんどくさいので木に付けといたほうがいいみたい。
ただ、自然に育てると葉の変形や斑入りの特徴は消えてくるようだ。
一枚葉が出るのに1年かかり、花が咲くには4枚ほどの葉が必要で、こればっかりはバイオではどうにもならないみたいだ。
乱獲で白の原種も少なくなったそうです。
小さな花ですが、涼やかで夕暮れの空気を和らげてくれます。



音楽はムソルグスキーの『田舎』

 





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劇場型詐欺 [雑考]

世の中にはこんな時にこんなことをして高齢者から金銭を巻き上げようとする手合いが大勢いるらしい。
ボクの家には高齢の両親の電話と自分たち夫婦の電話が2本引かれている。
それぞれ交友関係が異なる者同士の同居だからお互いが邪魔をしないようにと言う配慮だったけれど、両親が高齢になり、
あまり電話をする機会もなくなったが、相変わらずかかってくる本数はかなりある。
その中にはたちの悪い通信販売があって、母の認知症の関係からいくつかのトラブルを解決したことがある。
そういうデータは消去されずに業者間を巡るらしくて、今は架空の社債や証券を売りつけようとする劇場型の詐欺師達にも回っているらしい。
今回のはたまたまボクが両親の病院受診のために休みを取っている日だったので、応対することとなった。
電話口の男は、岡田某とか名乗り、ボクの住む町の出身で東京で成功した会社経営者がいてその人が何かの記念だったかに40数軒の市民宅に記念の意味で自社の「社債を」プレゼントしていてそれが家に届いたら一報が欲しいとか言うものだった。
その男の会社は他からの依頼を受けていて、その社債を1.5から3倍くらいの値段で買い戻したいというものである。
(フツーそんなものいきなり送りつけるかね?)
その後で多分買い戻したいという会社の方から社債を買わないかという文書なり、電話、郵便が来て3倍で売れるなら買っておこうという甘い考えを起こす高齢者を食い物にする手口である。
証券でも同じような手口があり、以来2.3通の封書が来た。
ひとつは日本サプライという株式会社でレアメタルの会社の証券を売りつけようとするもので、開封してみると配当金を振り込むためと称する預金口座記入や様々なデータ書き込み欄が用意されている文書と、何処にも自社の写真すらない寄せ集めのふざけたパンフレットが入っていて、ご丁寧に住所の記入のない名刺(岡田とは別名の)が同封されていた。

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後日、うさんくさい電話が断ってもすぐにかかって来て、次第に性根の底が見えるようなしつこい応対になってきたので一括して切ったが、それでもかかってくる。
ネットやブログで確認するといくつかトラブルが確認される。
電話に向こうでたくさんの電話に出ている女性オペレーターの声がするのだが、それがいっこうに抑揚が無く、BGMのように電話口の背後で回されているテープを想像させる。
何回か同一人物からかかってくる電話。
まず、以前にかかってきたとき名乗った名前と違うのは何故か。会社名が異なるのは何故か。日本サプライという会社は実在し、これはまっとうなOA機器のレンタルの会社で迷惑しているらしい。これらのことを質問した。
これらには返答せず、自分の用件を言おうとする。
また、会社の住所がふるっていて銀座3丁目の新聞会館6階になっている。ボクは田舎に住んでいるけど、結構東京が長かったので、現在はフロア貸しビルになっているこの6階に占いの店やいろんな店が入っているのは聞いたことがある。
でもね、資本金が10億を超える会社が入るようなビルではない。
もう1通の封書なんか凄い。
資本金が23億のレアアースの証券を売るという会社。

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前株でアドバンスエレメントなる名前資本金が23億。パンフレットがまったくなってない。やはり自社の風景はなく、霞ヶ関のサンシャイン60ビルの45階のフロアを借りて営業しているとのこと。こんなのは照会をかければ存在しないことはすぐにわかるし、i-タウンで検索すればすぐにわかる。情けないくらいいい加減。
あとは電話での脅しすかしで勝負するんだろうね。
警察の生活安全課では昼間の電話機の管理を勧められた。今は両親の電話はボクの仕事部屋に置いていて、子機のボリュームを絞り、両親のいる場所に設置してある。
土佐弁で漁師町のボクの田舎の言葉は普通にしゃべっていても喧嘩しているように聞こえるらしい。
最後にかかってきたとき、逆ギレした岡田(そのときは佐々木)さんに思いっきりその言葉でまくし立ててやった。

田舎のじじいをなめるんじゃないぞ!

まだそれ以来電話はかかってきていないようです。
とくにご高齢のご両親が留守番をするおうちは用心です。
みなさん注意しましょう。


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